
今回はKEEPHIFI(Yinyoo) 様 提供品 STA-Kの視聴感想になります。
筐体デザインはとても綺麗。
若干筐体は大きいですが、軽量で気にならず、フィット感も良いです。
付属品はケーブルにイヤーピース3種と極めてシンプルながら利便性のある2pinです。
イヤーピースはイヤホンの軸が太いのに対し、軸ありなので右手の感覚が薄く力の無い自分には装着しにくかったですが、相方は普通に付けてたので問題にならないかもしれません。
イヤーピースは通常リスニング時はMサイズ使用なので、そのまま使える事が多く最近そのまま評価してましたが、筐体に付いて来ないので、始めにサイズ真ん中をつけて聴いてみて少し小さく低音が逃げるので、大きいのも使ってみて、今度は籠る気がしたので、今回は無難にディープマウントZONEのMを使ってます。
素材の薄さからもジャストで無い場合は好きなイヤピに変更が良いかなと思います。
では音質面へ。
PAW GT2 がイヤホンに対して強過ぎるなと思い、今回は色々な機材で様々な環境で音源だけWAVで聴いてます。
エントリーに丁度良いと思える環境が無いのでチェックしたい所により、環境を変えていったという感じです。
始めに聞いたのはGT2でROCK。
イントロのギターのカッティングが物凄く気持ちよく、一つの楽曲通してヴォーカルに耳が持っていかれる事も無く、個人的にはとても好みな帯域バランスでした。
ココから各ジャンル聴き込んでみてヴォーカルが一歩前に出るバンド編成のPOPS。
ヴォーカルの質は程良くこの価格にありがちなヴォーカルフォンでは無く、楽器主張もあります。
まず基本リファレンスのROCKそしてPOPSを聴いて生楽器をチェックした限り、アタックが強いのでベースラインも音の輪郭が出るので解り易く、ドラムのキックやスネアも気持ち良いです。
キレはありますが、休符無し鳴らしっぱなしで余韻で引っ張るカッティング音などを聴くと、やや解像度に欠けますが、価格を考えると十分だと思います。
リケーブルで解像度は上がりそうだなと最後に試してみて、上がるのは確認しました。
イヤホンと同価格帯のケーブルで足りないならエントリーは卒業の目安にもなるかもしれません。
他にもJAZZを中心に各楽器をチェックしてみて、アンプラグドでのアコギの質や音圧も丁度良く、SOULやR&Bもこなしてる感があり、アップテンポのキレのある楽曲に若干強いかな程度でスローテンポもそつなくこなします。
次に電子音系を聴いてみて。
打込み系など電子音の余韻は後付けなので、基本キレが良くアタックの強さ早さが有るイヤホンと相性が良いのですが、かなり良い。
インスト歌入り問わず、エレクトロ系楽曲との相性もキレが良くアタックの強さも適度に強いので、オールラウンダー的なイヤホンだと思います。
今迄、低域が深くサブウーファー帯域迄鳴らせるエントリーイヤホンに出会って無いので、ココもチェック。
PCを変えてから音が劣化した気がして使ってなかったDC-EliteやK9 Proで聴いてみた限り、給電パワーがあるのか、アタックが強いとはいえ、キックが力強くサブウーファー帯域も低域特化では無いミドルイヤホンと同じぐらいは感じられます。
PCからだと音が粗く感じたのも事実ですが、電源ケーブルやUSBケーブルには最低限は変えてますが拘ってません。
同じ構成でDC-EliteをApple購入音源でiPhoneで最後に聴いてるのですが、音質面は此方の方が良かったです。
総評です。
音楽ジャンルに関しては全てをこなすオールラウンダーなイヤホンだと思います。
個人的な評価は価格込みでかなり高いです。
リケーブルでヴォーカルが前面に出る事はありますが、基本的に音源そのものの定位は制作時に固定してるので、意図的に変えられる物ではありません。
再生機器であるイヤホンにココはほぼ依存するのでヴォーカルが引き気味だったり楽器がヴォーカルに楽器が負けないイヤホンを探してるのが自分なので、高評価は仕方ない部分でもあります。
リケーブルで帯域のバランスの変化を聴覚にもたらしたり解像度を上げ見通しを良くしたり、ヴォーカル帯域を持ち上げたり、ポタアンでトランジェントを変えて音を好みの方向へ持って行く事は出来ますが、ヴォーカルや楽器の根本的な定位は変える事は出来無いので、イヤホンのチューニングが原則キーになると思います。
余談ですが、軽く前述してますが、ヴォーカルがフロント前はヴォーカルが居る場合、音楽制作やLIVE現場含めて全ての基本です。
逆に言えばミキシングやマスタリングでは勿論の事、LIVEの現場でもPAがやろうと思えば音量を下げて、後ろにヴォーカルを定位させる事も出来ます。
非現実的で、あり得ない話ですが、出来る出来ないで言えば出来たりはします。
ヴォーカルが主役で、楽器の定位をコントロールしてるから、歌が半歩から一歩前のソロシンガーの楽曲とバンド楽曲の二曲比較を始めにするのが個人的な試聴のスタンスでもあります。
バンド楽曲の方が楽器が前に出てる事がメンバー全員を重視するという点で多いです。
ですが、バンド楽曲の場合、演奏が上手いメンバーの音量が若干高い事が多いのも事実です。
なので、帯域バランスの良いバンド楽曲を選んでおく必要はあります。
イヤモニの定義は良く解りませんが、一番恩恵を受けてるのはヴォーカリストです。
なので大体ウタモノを聴くとヴォーカルが明らかに大きく聴こえるのが、イヤモニだと思ってます。
販売ページにイヤモニ型イヤホンとありますが、私が思うイヤモニとは逆傾向で、楽器主体のヴォーカルが半歩引いたイヤホンだと感じました。
そういうイヤホンが少ない事から、ヴォーカルファンを既にお待ちだったり、ヴォーカルをもう少し引き気味に聴きたいという方にお勧めしたいエントリー価格のイヤホンです。
最後迄読んで下さり有難う御座いました。
明後日18日発売です!
使用機材
PAW GT2
E7 4497 PREMIUM
Waltz XM10LTD
PC+DC-Elite
PC+K9 Pro
iPhone+DC-Elite
※iPhoneだけは購入音源をそのまま聴いてるのでWAVでは無くAACです。
追記
前回紹介した銀杏は此方よりヴォーカルが前です。
アタックの強さなどは同じ感じですが、楽器好きな私は此方が好み。
エレクトロの低域の深さもK-STAの方が全体バランスからも部分だけ聴いても出てると思います。
ヴォーカル重視の方は銀杏が良いと思います。
何方も気軽に使える機種として外用で使用させて頂きたいと思います。
エントリーのレベルを知る機会を何時も与えてくれる事に感謝です♩